[トルコ アラチャトゥ]エーゲ海の美しい街[Turkey Alaçatı ] Beautiful town of the Aegean Sea

エーゲ海の街アラチャトゥは、ギリシャ様式の明るい色の石造りの家とパステルカラーの窓が見られ、エーゲ海で最も美しい街の一つです。
　アラチャトゥの街に近くの美しいビーチは、ウルジャ公共ビーチ（Ilıca Halk Plajı）で、英語読みではイリカビーチです。ウルジャは温泉の意味で、温泉が湧いています。そのためか？海水が暖かいです。ビーチは別にします。

歴史は、主にアラチャトゥ観光協会によると、17世紀に、当時の大宰相は南が沼地である地域の開拓を命じます。1830年代に地域のリーダーとなったハジ・メミシュ・アーアHacı Memiş Ağaは、ギリシャのキオス島（ヒオス島）の人々を労働力としてこの地域に呼び、アラチャトゥ村でマラリアの原因となる湿地を排水するために、アラチャトゥ港に水路が開かれました。このようにして、海から数キロ離れたところにギリシャ人の村ができました。
当時、ほとんどがギリシャ人であった人口は12,000人に達していました。
今日一つずつ修復されているアラチャトゥの魅力的な石造りの家のほとんどは、ギリシャ人労働者が1850年から1890年の間に建てた歴史的な家です。1878年から1881年にかけての2回の大地震で、アラチャトゥの家屋の80％が被害を受けました。 現在アラチャトゥにある家々は、地震後の時期に対応しています。
1923年1月30日にトルコとギリシャの間で署名された「交換協定」により、トルコに住む正教会のギリシャ人はクレタ島などギリシャに送られます。代わりにエーゲ海の島々やバルカン半島のイスラム教徒のトルコ人がここに住みました。
この地域の発展に大きな役割を果たし、ここに住み始めたギリシャ人が地元の建築に与えた影響が、アラチャトゥの家の特徴を決定づけました。バランバカBalanbaka山の採石場からの土着の明るい色の柔らかい石を使用して建てられたアラチャトゥの家は、出窓と2階建ての構造で構成されています。
トルコ人は、壁の厚いこれらの家の下層階は、タバコや動物を保管するために使用され、上層階は生活空間として使用していました。
イズミル出身の女性フラワーアレンジメントアーティストのレイラ・フィゲンは生まれて初めてこの町に恋をしました。1990年代半ばに最初に彼女らは小さな家を買い、石の達人を連れてきて、昔の石造りの家を復元しました。その後、彼女は家の真向かいにある石造りの飼料店が好きで、それをアグリリア（ギリシャ語で若いオリーブの苗木を意味する）という名前のカフェに変えました。
その後、レイラさんは親友のゼイネップ・オジシュさんに、120年の歴史を持つギリシャの邸宅をアラサトゥの最初のホテルに復活させるよう勧めました。タシュ・オテルTaş Otelが2001年にオープンしました。それから、やがて、人生の第二春のためにイスタンブールから脱出したい、または人生を生きたいと思った人々は、この小さな町に一人ずつ移動し始めました。
アラチャトゥは、その歴史的な風合いを損なわないために、2006年に都市保護区に指定されました。2006年7月、伝統的な風合いの3つの地区にある1763の建物が登録されました。
一方、イムレンパティスリーİmren Pastanesiをアラチャトゥの重要な歴史的場所に数える理由は、1941年以来アラサティに来る人々の味覚に素晴らしい味を残しているからです。 パティスリーは、テッサロニキから移住したハサン・ウスタによって設立され、現在に至るまで生き残っています。
ギリシャとトルコの様式が混じったアラチャトゥらしい建物を復元または模倣して建ててきて、現在の美しいアラチャトゥの街ができてきました。

アラチャトゥのもう一つの宝石は、教会から改築されたパザル・イエリ・モスクPazar Yeri Mosqueです。モスクは数年前に復元されました。ただし、内部のアイコンは保持されていました。祈っている間にカーテンを挟んでいるとアイコンは見えませんが、カーテンを開けるとアイコンが見え、ギリシャ人に敬意を表しています。モスクのもう一つの美しさは、中庭全体を覆う黒と白の小石で飾られたモザイクです。ポディマまたはクロカリア（ワニの尾根）と呼ばれるこの100年前の石細工は立派です。

アラチャトゥにはカフェ、レストラン、ファーストフード店、ホテル、土産物屋、ブティックがあり、みな美しいです。
アラチャトゥのレストランは観光地価格です。美しい雰囲気で食事するのも楽しいですが、価格を抑えるのであれば、イズミルをお薦めします。
バザールが毎週土曜日にモスク前の広場で開かれます。また、4月に開かれるアラチャトゥハーブフェスティバルは、有名で、多くの人が訪れます。

アラチャトゥへの行き方は、イズミルのFahrettin Altay Metro駅（バスマネから乗って時計塔の先の地下鉄の終点？の駅）の近くにあるÜçkuyular Terminaliからチェシメ行きに乗り、アラチャトゥで降ります。40分くらいかかります。バスに乗る前にチケットを買います。バスの助手にアラチャトゥに行くと言っておくとよいです。バスは大型バスで、1時間に1本くらい出ています。ターミナルは地下鉄駅を出て、バス停やガソリンスタンドの向こう側にあります。分からないときは、付近の人に聞くかグーグルマップやiPhoneマップで確認すると良いです。
他の行き方としては、空港からチェシメ行きが出ています。
また、長距離バスで来たときは、イズミルの北にあるオトガルからチェシメ行きが出ています。
これらのバスがアラチャトゥに停車するかは、分からないので、聞いてください。
チェシメからはミニバスがアラチャトゥ、ウルジャビーチなどを巡回します。
イズミルには、アゴダ遺跡、博物館、大きな市場、旧隊商宿、海岸沿いのレストランなどがあり、素通りするのはもったいないので、是非寄ってください。

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